湯たんぽ(緑)

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7,700円(税700円)
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【湯たんぽ】
久野陶園の十四代目 慶子さんに作っていただいた、笠間焼の湯たんぽです。
最近では、昔の暮らしへの憧れもあってか、陶磁器の湯たんぽをよく見かけるようになりました。
昔は、久野陶園でも大量に生産していたそうですが、今回はその当時より少し小さめの復刻版として作っていただきました。
大量生産していた頃の職人のろくろ成形の手順をマスターされるのに大変苦労されたそうです。
釉薬は、当時と同じ飴釉、黒釉の他に久野陶園さんのオリジナルの釉薬を使ったものもあり、笠間焼らしい6色展開となります。
陶器の湯たんぽは保温性が高いので朝まで暖かさが持続します。
電気製品と違い、適度に湿気を逃がすのでお肌や喉にもやさしく、体調を崩しやすい冬には、とっても重宝する優れものなのです。
寒い冬の朝に 「暖房を付けっ放しにするのも危ないし…」と、タイマーを使ったり、朝起きてから
電源を入れたりする方が多いのじゃないでしょうか?
布団を暖める以外の使い方として、湯たんぽをこたつの中に入れておくというのもおすすめです。
こうすると電気を入れなくても暖かいんです。
節電にもつながりますが、夜のうちにセットしておけば、朝の寒さ対策にもなります。
電気を使わないので、安全に使えるのが嬉しいですよね。
電化製品ですと長く使えば、どうしても壊れたりメンテナンスが必要になってきますが、 昔ながらの手製の品は、
大事に使えば、長く使う事が出来ます。
長く使えば使うほど、愛着も湧いてきますから、物を大切にする事にもつながります。
今は、シリコン製のパッキンをつけた栓を使用している所も多いのですが、
こちらの商品をお届けする際にはコルク栓をお付けしております。
コルク栓を使用することで、隙間から蒸気が逃げ、内部が減圧するのを避けることにつながります。
昔は、自分で木の枝を削って栓を作っていたそう。
どうしたらその道具のよさを引き出せるか、昔の人は身近にあるものを工夫して使っていたのだから、スゴイと思います。
昔の人の知恵を見直す事も大切ですし、プラスαの新しい使い方を見つけるのも楽しいと思います。
暖房の道具以外の使い方として
シーズンオフには、花を生ける花器として使用する方もいらっしゃいます。
湯たんぽを持つときの手がかりとして、片側の側面には釉薬をかけていませんが、
この面を底にして縦置きにすることもできます。つる性の植物を生けても面白いかもしれませんね。
夏が来たら、冷水を入れて!!陶器のひんやりした感触もお楽しみください。
陶器が結露して汗をかくので、下にタオルなどを敷いてお使いください。
四季折々、うるおいのある生活の一助になりますように。
【サイズ】

高さ21〜23センチ前後×直径11.5〜13.5センチ前後
お湯を注ぐ穴_直径2〜2.5センチ
・重量_約1.7キロ ・ご使用の際の内容量_約1.2リットル前後が適量
※職人が一点一点手づくりする商品となっております。
同シリーズの商品でも微妙な差異があることを 予めご理解の上ご注文いただきますようお願い申し上げます。
【お届け内容】

・コルク栓1個 ・手ぬぐいハギレ

ニッポンのワザドットコムと職人のコラボ商品『掌tanagokoro』ブランドになります。



【「陶器製湯たんぽ」使用上の注意】

■こんな場合は水漏れでありません
「陶器製湯たんぽ」は素材の性質上、湿気を外部に逃します。そのため「陶器製湯たんぽ」に接していた床やタオルなどが
湿ったように感じることがございますが、水漏れではありません。
また、外気よりも冷たい水を入れた場合、陶器が汗をかいたように結露しますが、これも水漏れではございません。
■ ご使用になる時に
1. お湯の温度は60℃以下に。熱湯は絶対に入れないでください。
※「陶器製湯たんぽ」が冷たくなっている場合は、急激な温度変化による破損を防ぐために、
ぬるま湯で中を少し温めたあとにお湯を注いでください。
2. お湯を注ぐ際は「陶器製湯たんぽ」を安定した場所に置き、下にタオルなどを敷いてください。
お湯を注いだ後に熱くなった「陶器製湯たんぽ」を運びやすくなります。
3. お湯の分量は8分目を目安に。入れすぎると湯漏れの原因になります。
4. お湯を入れた直後は蒸気量が多くなっています。しばらくそのままにして蒸気が落ち着いてから栓をしめてください。湯漏れしにくくなります。
5. 「陶器製湯たんぽ」は構造上、横向き・下向きにすると湯漏れする場合がございます。必ず注ぎ口を上向きの状態にしてご使用下さい。
6. 布団が温まったら、「陶器製湯たんぽ」を布団の外に出してお休みください。
長時間「陶器製湯たんぽ」が肌に触れることによる低温やけどの防止や、湯漏れによるやけどの防止につながります。
※発送時、取り扱い説明書をお付け致しますので、お使いの際には使用上の注意をよく読んで、安全にご使用ください。

profile

久野陶園の十四代目 慶子

久野陶園は、江戸時代の安永年間(1772〜1780)から続く笠間でいちばん古い窯元。築300年の母屋や、笠間焼発祥にかかわる14房の登り窯(現在修復中)、ベルトを使った動力ロクロがずらりと並ぶ古い工場などが往事を忍ばせます。現在は十四代となる慶子さんの手で、その歴史は継承されています。

1960年 笠間焼元祖の窯元久野陶園に生まれる
1982年 愛知県立瀬戸窯業高校陶芸専攻科卒
1986年 結婚を期に、家を出て個人で創作活動を始める。地元のイベント(陶炎祭、クラフトフェアなど)に参加したり個展やグループ展をひらくほか、注文制作をこなす
2007年 先代の死去により久野陶園を継ぐことを決意。以後、当所にて奮闘中

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