御殿虫籠

販売価格
124,300円(税11,300円)
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【御殿虫籠】
竹のもつしなやかさ、繊細さが美しいデザインに昇華された御殿虫籠。
江戸時代にこの御殿虫籠は公家の持ち物だったそうです。
虫籠ということですが、細部まで手が込んだ作りになっていてインテリアとしても見飽きません。
籠は古代竹(通常使う竹を燻して炭化させた竹)を使用。
丸ヒゴは厳選した竹から一本一本すべて手引きで0.8ミリにまで揃えていくという、手間のかかる作業を経てできあがります。
ご覧いただくと分かるように、丸ヒゴと丸ヒゴの間隔が狭いため、少しでも穴が狂うと丸ヒゴが通らなくなってしまいます。
天井には優雅な曲線を描いた渡しが配されていますが、こちらは長さの違う丸ヒゴを調整しながら組み立てていきます。
熟練の技術と長年の勘が要求されるお品です。
【サイズ】
素材/真竹(古代竹)、孟宗竹(古代竹)   サイズ/幅205ミリ×奥130ミリ×高さ190ミリ 
※職人が一点一点手づくりする商品となっております。
同シリーズの商品でも微妙な差異があることを予めご理解の上ご注文いただきますようお願い申し上げます。
※納期は追ってお知らせいたします。
在庫僅少のため、ご注文いただいてから最大2ヶ月ほどお時間をいただく場合がございます。

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【駿河竹千筋細工のお取り扱い方法】
ちり、ほこりは柔らかな刷毛で、よごれは充分にしぼったふきん等で軽く拭いてください。
水、湯の中などで洗わないでください。
風通しの良い、乾燥した場所でご使用いただきますと、竹特有のわび、さびの風合い、艶やかな色あいが増してまいります。

profile

みやび行燈製作所

伝統工芸である駿河竹千筋細工を、兄弟三人が力を合わせて継ぐ「みやび行燈製作所」。駿河竹千筋細工・初の伝統工芸士を擁するなど、その技術力には定評がある。確かなワザを買われて、難易度の高い別誂えの仕事も多いが、照明作家・谷俊幸氏とのコラボで生まれた「SEN」「HOKORE」は、新しい世界観を国内外に強烈にアピールしている。

1926年 現社長の曾祖父・杉山参司が駿河竹千筋細工の職人として活動を開始
1965年 有限会社みやび行燈製作所 創業
2010年 功績を評され伝統工芸士・渡邊鉄夫が瑞宝単光賞を受勲